まぁそんな息子やったからな。
高校はどうするって話になった。
最初は家の近くの高校って話になってたんやけど、息子が言う。
「船関係の仕事がしたい」
ほなどこの学校やねん?って聞いたら
京都と三重に水産の学校があると。
でも京都は頭がよくないと無理。
三重ならなんとかいけるかもしれん。
ここで問題発生や。
京都なら通学しようと思えばなんとか行けるかもやけど、三重は大阪から約4時間。
つまり
下宿。
しかも他人様の家で住み込み。
まぁそら反対されるわな。
嫁。
嫁のおかん。
嫁のおばあちゃん。
三重の水産の昔を知ってる人。
みんなそろって言う。
無駄やと。
頭も悪いし
親元から離れるし
三重の水産の昔はろくでもないし
資格も取れへんから行くだけ無駄やと。
だから家の近くの高校にしろと。
でも俺の頭の中は
???
やった。
確かに水産で資格をとるための本を見た時は、俺もアホやから覚えられる気せーへんくらい難しい事書いてた(笑)
でもそこで思い出したんよ。
図鑑の事を。
あれもしかして
好き=覚える?
もしかしたらいけるんちゃうかって。
ただ心配ももちろんあった。
下宿やしな。
中途半端に学校行かれてたら意味がない。
俺の15歳なんて遊び呆けてたし(笑)
だから息子の覚悟だけは確認する事にした。
途中でケツ割ったら
即働きに出てもらう。
しかもかなりハードな仕事を俺が紹介したると。
今は便利な時代やからな。
そのハードな仕事の動画をユーチューブで見せた。
普通の学校ならそこまで言わへんけどって。
さてどうする?って聞いたら
かなり真剣な顔して
「水産行きたい」
って言いよる。
ほなら応援するしかないやん。
ぶっちゃけ下宿費用毎月9万くらい。
学費とは別やで(笑)
でもな。
そんなもん俺が馬車馬のごとく稼いだらええねん。
子供の可能性だけは親の価値基準で決めたくないからな。
ってな事でなんやかんやで
三重の水産高校に入学が決まる。
そしてここから
息子のおったまげるくらいの成長がスタートする。
その話はまた次で書こうと思う。

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